【未就学児の部】
(岡山県)野上 千晴さん
『くじらびと』
<実行委員会からのコメント>
深い海の色に染まるクジラの血や、くじらの雄々しさ、雄大さを感じさせる圧倒的な迫力です。くじらと海上の人々の大きさの対比も良く、壮絶な狩りの様子の想像をかきたてられます。
【小学校低学年の部】
(福岡県)仲川 璃子さん
『魔女の宅急便』
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<実行委員会からのコメント>
キキが思わず足を止めて魅入ったウルスラの絵と、その時のキキの心情が色鮮やかに描かれています。作中のウルスラの絵の技法まで研究して描いているところが素晴らしく、構図も独創的で、繊細で幻想的な世界観に魅了されます。
【小学校高学年の部】
(香川県)篠原 愛莉さん
『借りぐらしのアリエッティ』
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<実行委員会からのコメント>
まるでステンドグラスかと思うほど綺麗な色の使い方が秀逸です。アリエッティと翔の手がとても印象的です。物語からアリエッティの複雑な心情を汲みとって、自分の心情と上手く重ねて表現にのせて描けています。
【中学校の部】
(福岡県)多田 紫都歌さん
『子宮に沈める』
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<実行委員会からのコメント>
目を覆いたくなるような題材の映画ですが、しっかりと内容を受け止め、緻密・精巧な表現力で感じたことを描けています。人物の周りにある物についても、明暗差をつけ、形や質感を見事に表現しています。
【一般の部】
(山口県)宇野 紫織さん
『千と千尋の神隠し』
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<実行委員会からのコメント>
日の当たり方や影が非常にリアルで、点描でよりノスタルジックに描かれた夢のような世界です。「きっとまた会える。」そう願って急ぐ二人と、突き抜けたような青空が、これから先どんな困難があっても大丈夫だと言ってくれているようで胸が熱くなります。
※選考基準・選出理由等についてのご質問にはお答えできません。