【未就学児の部】
(福岡県)西田 啓さん
『となりのトトロ』
<実行委員会からのコメント>
丁寧なちぎり絵、背景の野菜スタンプ、クレヨンなど色々なものを使って表現し、細部まで凝っています。ネコバスに乗っている登場人物たちもみんないい表情で、トトロのお顔が可愛く描けていますね。見ているこちらも楽しい気分になりました。
【小学校低学年の部】
(鹿児島県)又木 奏音さん
『インサイド・ヘッド』
▶感想文はこちら
<実行委員会からのコメント>
細かく丁寧に描かれているのはもちろんですが、幸せの在り方を考えた時に、女の子がパパとママにハグされているのを描いたという発想力が素晴らしいです。作者の心の楽しい思い出が見た人の胸いっぱいにはじけるような素敵な作品で、見ているこちらも笑顔になります。色使いも見事の一言!
【小学校高学年の部】
(熊本県)内門 大士さん
『ピーターラビット』
▶感想文はこちら
<実行委員会からのコメント>
こちらに向かってくるような絵の躍動感と、ピーターと仲間たちの勇ましさが伝わる大迫力の作品!映画を観て主人公の特徴をしっかりと把握し、一番それを感じたシーンを描いた様に脱帽です。抽象的な色の使い方の中にも描写の細かさがあり、目力と毛のふさふさ感のバランスも絶妙です。
【中学校の部】
(山口県)花田 柚菜さん
『タイタニック』
▶感想文はこちら
<実行委員会からのコメント>
映画のワンシーンをそのまま描くのではなく、物語の内容から自分で想像を膨らませてひとつの絵に描き起こす表現力が随一。映画のテーマを一枚の絵で見事に表現しています。映画自体は悲しくも切ない結末ですが、二人の出会った奇跡・訪れなかった未来を一筋の光の中に表現しており、大勢の乗客の魂を花に置き換え鎮魂しているところに、この悲劇からの救いと作者の優しさを感じました。
【一般の部】
(埼玉県)佐々木 実咲さん
『キャロル』
▶感想文はこちら
<実行委員会からのコメント>
一目で惹きつけられる画力はもちろんのこと、登場人物の細やかな表情の表現力が素晴らしいです。動きで読み取る、想像させるという映画の演出さながらに、登場人物たちの会話も聞こえてきそうな臨場感です。また、映画の中でたくさん登場する小物にもスポットを当てて、映画の世界をより一層表現しています。
※選考基準・選出理由等についてのご質問にはお答えできません。